はじめに
ほたー おはようございます こんにちは
うおとホタルです。
今回の記事は「色織まいはお茶会用アラーム作り」の反省点と違和感、次回以降の改善点について書きます。長らくお待たせいたしました。
また今回の記事で「まどろみみっくろん」50記事目になります。3月27日に最初の記事を投稿してから半年近く、ここまで続けられたのは魚戸ホタルたちと読んでくださる皆様のおかげです。
お茶会用アラーム作りの作成目的は「色織まいはさんがお茶会の時間を忘れないように指定した時間にメッセージで伝える」ことです。その開発には7月1日から9月11日まで取り組んできました。アラームの機能を実現するには次の2つの部品が必須になり揃えました。
- ESP32-DevKitC-32E ESP32-WROOM-32E開発ボード 4MB(以下ESP32)(秋月電子通商で購入)
- DS3231 RTC(リアルタイムクロックモジュール)(以下DS3231)(秋月電子通商)
またESP32の学習教材には『はじめての「ESP32」 (I/O BOOKS)』を使いました。ESP32のピンの種類やLチカの方法、ESP32をネット(Wi-Fi)に接続する方法を学ぶことができます。
指定した時間を設定するためのアプリケーションはAWS EC2上に置くことにしました。時間のデータはEC2上でインストールしたPostgreSQLに保持されます。
結局のところアラーム作りは未遂に終わりました。かかった費用の総計は33,459円です。授業料としては安い方だと思います。
目標の40%くらい達成しました。残り60%でしたが、やる気の火が消えかかっており、「もういいや 」という心持ちでした。最終的には京都水族館のお魚さんを見て、魚戸ホタルがもし大海原の中で泳いでいたらという空想にワクワクして、あいつらに時間を注ぎたい本心に気づき開発を止めることを宣言しました。
なぜアラーム作りが未遂に終わったのか、理由と反省を書いていきます。長文になりますがご容赦ください。
関連する拙ブログ記事
7月18日投稿
8月9日 投稿
8月18日投稿
8月24日投稿
お茶会用アラーム作り最大の失敗
8月上旬にアラーム作りとは関係ないにも関わらず、学習教材に例が載せられているとはいえ温湿度センサを購入したこと
これに尽きます。7月16日に「作りたいものがあるなら、それを先に取り組んだ方がいい」とポニーテールのおじさんからアドバイスを受けていました。アラーム作りにはESP32が必要になったため7月19日に注文し、20日に届きました。7月下旬にエッセイやフィールドワーク記事を書いてアラーム作りが停滞していましたが、8月1日時点では一旦落ちたやる気を巻き戻すことが可能でした。
しかしアラーム作りとは関係ない温湿度センサを購入してしまいました。後から振り返るとこれだけは手を出してはいけなかった。アラーム作りにはESP32のWi-Fiを用いた通信が必須であるため教材の例に倣って通信方法を学べばきっと役立つと思いました。8月4日に購入して、8月12日にはんだ付けが必要とわかり投げ出すまでの8日間で初めにあったやる気が薄れました。8月13日以降ワークフローの作成にかかり、8月18日にブログで公開しましたが、9月11日には残っていた燃料も切れたので止めることにしました。
購入した温湿度センサのリンク先はこちらです。
なぜアラーム作りにひたすら邁進できなかったのか? 要因は大きく2点あります。
- 電子工作の経験者のサポートを求めず、己との闘いに終始したこと
- 作業にかかる前に仕様書とワークフローを書かなかったこと
自分はArduinoを使うのは今回が初めてです。ただネット上に記事や動画が転がっており、自力でもなんとかなると甘く見ていました。その結果がアラーム作りの未遂です。次からは自分にとって未知の分野、名前を知っていて共に学習している方や協力が得られそうな方がいる分野を学ぼうと思いました。
また仕様書とワークフローを作業の前に書くことの大切さを改めて学びました。仕事で行っていることですが、先方から新しい要件が来たときに何の仕様を実装させるかはっきりさせるために要件定義書を作成します。要件定義書には実装する機能、画面内の変更、必要であれば追加するテーブルやカラムが書かれています。
なぜ今回書かなかったのか。ずばりESP32が自分にとって未知であり、まず触って機能を確かめてから仕様書を書き始めようと考えていました。しかしアラーム作りの反省から目標達成に取り掛かる前に次の5点をくっきりさせた方が良いと思いました。
- 取り組む目的は何か?
- 達成したい目標は何か?
- 締め切りまであと何日か?
- 1日当たり、1週間あたり学習にどれくらいの時間を割り当てるか?
- 取り組みの評価基準は何か?
1、2は細かく言及せずとも大事なことなので書いています。3は8月18日に「締め切りは9月25日」と決めましたが、最初に決めるべきです。それか目標を達成するまでに複数の締め切りを決め、達成できなければ止めるようにした方がいいです。続けるのは時間の無駄になることもあります。4は無理なく目標を達成できる時間を割り当てます。パフォーマンスを高くする時間を決めます。
5はこれから作るイカ活評価システムに関わります。10月から始める簿記3級試験で書類の表の書き方を学び、Excelで表を作れるようにします。その応用でイカ活評価システムを作り、1日の活動を評価します。会社から住処に帰ってきた後の午後9時~9時30分の間に行います。
お茶会用アラーム作り最大の失敗については以上になります。目標とは関係ないことをすることが問題でしたが、取り組むのが煩わしいときはフィールドワークに出かけて気分転換しましょう。そのときは目標を一旦忘れるために目標とは何の関連も持たないことに取り組みます。今回のアラーム作りで自宅でどんよりしていると後日引きずることがありました。次の簿記3級試験では今回の反省を生かし、合格という目標へと邁進します。
ワークフロー振り返り
8月18日のブログ記事でアラーム作りのワークフローを書きましたので再掲します。
達成したいことが見えづらい方もいると思いますので列挙します。
- リアルタイムを参照して決まった時間に通知処理が行われること
- LINEやSlackといったアプリケーションのAPIを通じて通知されること
- 通知ログが記録され、利用者がログ一覧画面で確認できること
このワークフローのうち、次の作業が完了しました。
- DS3231の現在時刻を合わせる
- 現在時刻をESP32に送信
- EC2上でPostgreSQLをインストール
- PHPファイルをEC2上に置く
- アラーム設定の一覧表示・新規作成・編集・削除機能の実装(機能の頭文字からCRUDと呼ばれる機能)
上記の作業以外は未完了で取り掛かっている途中の作業はございません。ただ9月10日に抜け落ちていた手順があることに気づきました。
自分が調べて上記の仮定を立てました。反証材料になる記事や動画を教えていただければ、そちらの方が正しいと思います。”ESP32 AWS EC2″と検索したところ、ESP32をAWS IoTのデバイスに登録する記事が散見され、直接EC2に接続する方法は正しくないと分かりました。「AWS IoTについて」というセクションでEC2に接続する手段を紹介します。
お茶会用アラームのGitHub公開ページ
お茶会用アラームのアラーム設定マスタのプログラムをGitHubで公開していますので気になる方は下記リンクを開いてください。READMEに本アプリの概要および使い方を記載しています。
https://github.com/HotaruHarbor51/MaihaAlarmApp4
公開ページの右上にあるCodeボタンをクリックするとプルダウンメニューが表示され、「Download Zip」ボタンをクリックすると中身が丸ごとZipファイルでダウンロードできます。
ただしダウンロードしただけではアラーム設定マスタの画面を開くことができません。理由はデータベースの設定が書かれたファイル(database.php)が存在しないためです。データベースの設定はセキュリティ上、公開してはいけないことになっています。公開しないファイルやフォルダは.gitignoreという名前のファイルに書いており、”app/database.php”と確認できます。
database.phpの記入例もGitHubにアップしました。リンク先はこちらです。もしあなたの環境でアラーム設定マスタを動かしたい場合は事前に確認をお願い致します。
作成したアラーム設定マスタの動画と解説
上の動画でアラーム設定マスタを動かしていた手順は次の通りです。
- トップ画面から「アラーム設定マスタ」リンクをクリックして一覧画面を開きます。
- 設定追加のため一覧画面にある「新規作成する」ボタンをクリックして新規作成画面を開きます。
- 新規作成画面で入力した後に「送信する」ボタンをクリックして保存処理を実行します。成功すると画面上部にメッセージが表示されます。
- 「一覧に戻る」ボタンから一覧画面に戻り「編集」ボタンをクリックして編集画面を開きます。パンくずリストにある「アラーム設定マスタ_一覧」リンクから戻ることも可能です。
- タイトルを”テスト0923″から”テスト0924″に修正してから更新処理を実行すると、実行後のフォームで更新できていることが確認できます。
- 削除したいときは一覧画面にある「削除」ボタンをクリックすると削除されて、もともとあった行が削られます。ブラウザを更新すると削除できていることが分かります。
アラーム設定についてはタイトル、アラーム設定時間、通知方法が必須です。入力しないまま保存処理に進むとバリデーション処理が動作して処理が中断されます。画面上部に”タイトルは必須項目です”といったエラー内容がリスト表示されます。
また削除についてはjQueryを用いてAjax通信からdelete_ajax.phpという削除処理用のファイルに削除するデータのIDを送信して削除しています。間違えて削除されることが起きないように、直接開いた場合はdie関数でプログラムを強制終了させています。
このアラーム設定マスタで入力した通知時間を用いてLINEやメールアドレスに通知しようと計画していましたが、進む前に諦めました。
アラーム設定マスタの動画と解説については以上です。
AWS IoTについて
「ESP32とAWS EC2との通信はAWS IoTを経由する必要がある」と書きましたが、AWS IoTとは何なのかが不明だったため調べました。9月10日のフリースタイルもくもく会で調べたので、もはや新しい機能を覚えるのが面倒くさく、AWS IoTを使って検証しませんでした。
なので参考記事から知り得た情報を箇条書きで書きます。
- IoTとはInternet of Thingsの略称で、直訳するとモノのインターネットと呼ばれます。
- IoTとは家電や自動車、産業機器などあらゆるものをネットワークにつなぎ、それらのモノから収取した膨大なデータを解析した結果を、ビジネス上の問題解決や新たな付加価値の創出に役立てる仕組みを指します。
- AWS IoTではルール設定に基づいて外部のデバイスと連携し、指定するアプリケーションの構築ができます。指定できるデバイスにはエアコンやテレビのような家電からロボットまで含まれており、データ収集や自動化に役立ちます。
- 1つのデバイスに設定したルールを他のデバイスにも適用でき、長時間の保存も可能です。
- またS3、Lambdaなど他のAWSサービスとの連携もできて便利です。
- コストは従量制の料金体系となっており東京リージョンで0.096USD(接続100万分あたり)になります。
- ESP32と接続する際はArduinoのプログラムにAWS IoTで作成したエンドポイント・デバイス証明書・デバイス秘密鍵を入力し、ESP32へ書き込みます。
- EC2のデータを取得するときはMosquittoを使ったAWS IoTへのブリッジ接続を行います。EC2にMosquittoをインストールし、デバイス ↔ EC2間をMQTTで接続、Mosquito ↔ AWS IoT間はMQTTSで接続します。
時系列順振り返り
「はじめ」で書きましたように、お茶会用アラーム作りの開発は7月1日から9月11日まで取取り組みました。9月11日に中止を決めた理由は京都水族館に行き、泳ぐお魚さんを見て、もしあの大海原の中で魚戸ホタルが泳いでいたらと想像して、彼らのために時間を使いたいという気持ちが沸き上がったためです。
それでは電子工作を着想した7月1日から9月11日までの過程を箇条書きで振り返ります。
6月30日~7月31日
- 6月30日 Twitterで色織まいはと名乗り始める。うおとホタルにマンネリ感が出ており、リフレッシュ休暇が必要だと感じたためです。
- 7月1日 電子工作というアイデアが降ってくる。個人開発物には手触りが必要で、 電子工作はそのとっかかりになると思いました。
- 7月2日と7月3日 電子工作について調べたところRaspberry PiとArduinoが初心者が始めるのにうってつけと書かれていた。Raspberry Piは入荷待ちで手に入りませんが、 Arduinoは手に入ることが分かりました。
- 7月4日 Arduino Uno R3を注文した。加えてElegooのArduino Uno スターターキットを注文した。
- 7月8日にスターターキットに入った部品を確かめ、全て揃っていることを確認しました。部品名の勉強にもなり、返品が面倒だったので安堵しました。
- 7月11日~7月15日 スターターキットにあるチュートリアルを読んで回路を作り、Lチカや赤色のLEDライトを点灯させて楽しんだ。
- 7月16日 大阪デジもく会に参加した。
- 「作りたいものがあるなら、まずそれに取り組んだ方が良い」とポニーテールのおじさんから助言を受けた。
- 「気が付けばやっている状態にすると楽しい」と宇宙人のような帽子を作っていたおじさんから助言を受けた。最終的にアラーム作りでその境地に至るヒントは得られなかった。
- 「谷底を越えて山の頂に登ったときに達成感が湧き、真に身に付く」と羽の生えた帽子をかぶったおじさんから助言を受けた。最初は何も知らない状態が谷底だと考えていました。しかしアラーム作りが未遂に終わり、失敗から学んで次に活かそうとしている状態が谷底と考えるようになりました。
- 「自分が作りたいものは通知機能が付いたアラーム」と伝えると「IoTのようだ」と返ってきました。この時点でIoTを調べていれば手順から漏れることはなかったと思います。
- 結局のところアラーム作りを完遂させるためには経験者のサポート、一緒に学習している相手が必要でした。
- 7月18日 大阪デジもく会 記事投稿
- お茶会用アラーム作りの依頼主である色織まいはさんへ当日何もお祝いしなかったことを今でも心苦しく思っております。
- 7月19日 ESP32を注文した。
- 7月20日 ESP32が届いたもののType-BのUSBケーブルがなく、パソコンと接続できなかった。そのためUSBケーブル、加えてESP32を載せるブレッドボードを注文しました。
- 7月28日 技術記事を見てESP32のLチカを試したが成功しなかった。
- 7月29日 DS3231を用いた現在時刻のセットを試したが、現在時刻とは大きくずれた時間がシリアルモニタに表示された。そのためネット上の技術記事を見ても当てにならないと思い、『はじめての「ESP32」』という学習教材を注文した。
- 7月31日時点では7月1日に発火したやる気を再び大きくすることができる状態でした。
8月1日~8月31日
- 8月1日 学習教材を見てESP32のLチカを行い、成功した。そのとき「やったー」とすごく喜んでいた記憶がある。
- 8月2日 ESP32をネット(Wi-Fi)に接続する方法を試して失敗した。失敗した理由は自宅のWi-Fiは5GHzで通信しており、ESP32は2.4GHzで通信可能なためだとわかった。そのためモバイルルーターの購入を検討した。
- 8月4日 モバイルルーターを調査したところ「The WiFi」が従量課金プランに対応しており、30日間お試しプランがあるため導入を決めた。この日、同時に最大の失敗の原因となる「SHT35使用 高精度温湿度センサモジュールキット」も注文した。
- 8月10日 学習教材に書かれていたコードを丸写しして、ESP32に書き込みセンサから温湿度を取得できるか確認した。その結果取得できなかった。
- 8月12日 センサから温湿度を取得できなかった原因が仕様書をはんだ付けをしていなかったためだと分かった。「仕様書をよく読みましょう」という教訓を得ることはできたものの、アラーム作りとは全く繋がりのない取り組みであった。完遂させるうえで目標から外れたことに取り組んではいけないと学んだ。
- 8月15日 軌道修正のためワークフローを立てることに決めた
- 8月16日 通知方法にLINEが使えるか確かめるため、学習教材に書かれていたLINEへの通信処理を試したところ成功した
- 8月18日 ワークフローがひとまず書けたのでブログに投稿した。
- ワークフローの中で締め切りを9月25日に決めた。
- 8月20日 フリースタイルもくもく会に参加した。その中でDS3231を用いた現在時刻の取得処理を作成することができた。加えてうおとホタルのAWSアカウントを作成してEC2インスタンスを立てた。
- 8月22日 Twitter上に堀江さんが発足した「神戸エンジニアコミュニティ」のSlackチャンネルの情報が流れてきた。家でも会社でもないサードプレイスがほしいと思い参加した
- 8月25日 立てたEC2にPostgreSQLをインストールし、pgAdmin4との外部接続に成功した。
- 8月26日 Zennに記事を投稿した
- 8月27日 行こうとしていたワークプレースのオーナーが流行りの病に罹り、堀江さんにJR神戸線沿線のワークプレースを聞いた。堀江さんから2つワークプレースを教えてもらったので、120 Workplace Kobeの方にドロップインした。
- GitLabでMaihaAlarmAppというリポジトリを作成し、SourceTreeと連携させた。
- ローカル環境で開発するため、Dockerコンテナを作成した。
- アラーム設定情報を保存するscheduletimesテーブルの設計を行った。
- 三ノ宮ハックバーに立ち寄り、カクテルを飲んだ。一日店長が作ったオリジナルカクテルが飲みごたえよく、穏やかな夜を過ごせた。
- 8月28日 お茶会用アラーム作りの依頼主である色織まいはさんの正面図の描画が遅れていることをブログで謝り、9月3日に描くことを約束した。
- 8月31日時点ではワークフロー通りに進んでいることが実感でき、やる気の火が残っていた。
9月1日~9月25日
- 9月1日 note記事を書き始めた。1000文字程度に短くなるように心がけている。
- 9月3日 約束通り色織まいはさんの正面図を描いた。
- 9月4日 堀江さんから教えてもらった「起業プラザひょうご」というワークプレースにドロップインした。
- PHP PDOを用いたデータベースとの連携に成功した。
- アラーム設定マスタの一覧画面と新規作成画面のレイアウト作成および新規作成機能の実装が完了した。
- 9月5日 アラーム設定マスタの削除機能を実装した。
- 9月6日 アラーム設定マスタの編集機能を実装しようと試みたが途中で時間切れになった。
- 9月8日 前日寝る前にアラーム作りをやめようかと心によぎり、当日の朝にいつもより東の海岸で思索にふけた。自分との闘いが辛く、やめる心づもりができた。
- 9月10日 フリースタイルもくもく会に参加した。
- 途中だった編集機能を完成させた。
- bootstrap5を使って全体的な見た目の調整を行った。
- ESP32とAWS EC2の接続にAWS IoTが必要だと分かり、もはやアラーム作りで新しい方法を覚えるつもりはなかったので諦めた。その代わりAWS IoTがどんなものか調査した。
- 9月11日 10時から12時半までの間、京都水族館でお魚さんを見て心を躍らせた。もし大海原の中で魚戸ホタルが泳いでいたら美しいんだろうなと思い、あいつらに時間を注ぎたいと思った。水族館を出た直後にアラーム作りを終えると宣言した。
- 9月24日 本記事をやっと投稿できた。
- 9月25日 GitHub公開ページのREADMEを更新した。これにて「色織まいは お茶会用アラーム作り」をCloseとします。お疲れさまでした。
違和感と反省点
お茶会用アラーム作りで発生した違和感と浮かびあがってきた反省点を列挙します。違和感というのは自分の性格面から分析しておかしいと思ったところです。反省点は実装に向けての取り組みやワークフローから分析して、ここを直せば上手くいくところです。
- 短期集中型・快楽追求型の性格、つまり熱しやすく冷めやすいのに中間目標を設定していなかったこと。
- 目標を達成したときのご褒美を決めていなかったこと
- 退屈を覚えると逃げたくなるのにズルズル進んだこと
- ワクワクするイメージが浮かばないのに「楽しいですよ」と振舞っていたこと
- 魚戸ホタルたち「まどろみみっく」の絵を描いたりお話を作ることが好きなはずなのに何とかアラーム作りを進めようと躍起になったこと。結果的に彼らの不興を買ったこと
- アラーム作りを達成するという目標とは繋がりのないものを購入してしまったこと
- アラーム作りをしたくなかったときに逃れるため何となくネットサーフィンする時間を設けてしまったこと
- 経験者の支援が必要だったにも関わらず、Twitterで電子工作の経験者に何の質問もしなかったこと
- ワークフロー(作業手順書)を実際に取り掛かる前に作らなかったこと
- 自分にとって明るい分野に目が行き、実際に必要な手順を見落としていたこと(アラーム作りではAWS IoTのこと)
- アラーム作りの合間のブログ作成に半日くらいかけたこと
特に魚戸ホタル「まどろみみっく」の研究をあまり進められなかったのが自分にとっては致命的です。色織まいはさんの正面図を描いたのが9月3日、電子工作というアイデアが降ってきたのが7月1日であり2か月離れてます。遅すぎる。
電子工作はネットよりも手作りが好きな色織まいはさんを理解するためという大義を持っていました。その大義すら忘れ、誕生日の7月18日にお祝いの言葉もなく、アラーム作りが未遂に終わりました。まいはさんには本当に弁解の余地がありません。まいはさん ごめんなさいという記事を8月28日に書きました。言葉だけで許してもらえるとは思っていません。今後半年の間にまいはさんとホタルが並んだ絵、トモチカやトウリの姿が描けたら同じく一緒に並んだ絵を描きます。
カクヨムエッセイに関しても次の内容を書く必要があります。
- 6話~16話に出た設定をまとめた記事
- 拙ブログメニューの「魚戸ホタル関連 / カクヨムエッセイ」でキャラクター設定の追記
- 蔦凪衣文のまどろみみっく広報文 第一回(5月度)第二回(8月度)
あいつらのために使う時間はやらないことを決めると十分確保できます。あと9月17日にSONY社の「WH-1000XM5」というヘッドホンを購入しました。ノイズキャンセリング機能が付いており、素の状態でも外の雑音を減らせますが、音楽を流すと雨音がほとんど聴き取れなくなるくらい静かになります。9月19日にAmazon Prime Videoで映画4本を見ましたが、臨場感が以前より全然違いました。マイク機能も付いており、Google拡張機能の「音声入力」と組み合わせると、つぶやいた言葉が変換されて入力します。誤変換もありますが、上手く生かせば今までの3倍速く1話を書けるようになります。新しい書き方を十分に活かしたいと思いました。
反省を生かし、簿記3級の学習で心がけること
次は10月から簿記3級試験に取り組みます。アラーム作りの反省を生かし、10月11日から学習を始める前に達成する目標・割り当てる時間・達成までの手順を決めて1記事に書き起こします。アラーム作りの反省から簿記3級の学習で心がけたいことは次の8つです。
- 11月20日の試験日に向けた学習手順書を作ること
- 簿記3級の学習中に別の試験に興味が出ても同時に学習しないこと
- 同時に勉強する人を早く見つけること
- Twitter上にいる経験者に質問すること
- ネットサーフィンしていると思ったらアイマスク等で視界を隠して魚戸ホタルたちを想像すること
- 無理のない学習時間を確保し、魚戸ホタルたち「まどろみみっく」の創作に充てる時間を作ること
- 離れたい気分になったら外出して気分転換すること
- ご褒美は石川県羽咋(はくい)市のコスモアイル羽咋への旅行です。11月26日~11月28日に行く予定です。
簿記3級に取り組んで知り合った相手と切磋琢磨したいものです。自分が簿記3級を学習する目的は大きく次の2つです。
- イカ活評価システムを作ること
- 経営者になったときに困らないよう、書類の項目の意味を知ること
経営者という言葉が出てきましたが、秋分の日を境に自分はチーム経営責任者(TMO)になりたいと志しました。理由は現在の職場で手触りのある仕事が少ないためです。手触りとは次の4つを指します。
- 自分が開発したものが他人に使われているという承認欲求
- 自分の責任の所在がはっきりしているという責任感
- 作ったものの形に触れたときの触感
- 自分の仕事から給料を受け取っているという報酬感覚
上記の4つを今の職場では得られないと判断しました。また自分の性格上、既に出来上がっているチームに参加することは受け入れづらくなっています。お金を得ずとも生きていけるのなら自分は働きません。でもお金を得ないと人生の選択肢が狭まります。
責任の所在がはっきりしている仕事がほしい、大切にされるチームがほしい、目標を一緒に目指す友人がほしい。だからチーム経営責任者を志しています。最近まで自分の目指す役割を表す言葉がはっきりしませんでしたが、flierで『人的資本の活かしかた』という書籍の要約を読み、やっと言語化できました。
簿記3級を学ぶと数字の見える経営者に近づきます。是非とも学習して習得したいものです。
最後に
お茶会用アラーム作りの始末書の記事投稿に間が空きまして申し訳ございません。
9月17日に記事の流れを決めて、9月18日に投稿する予定でした。9月18日に台風14号が横断したときに自分は寝落ちしました。1時間半以上の昼寝は最近では珍しく、気が乱れていると思い中断しました。
9月23日にTwitter上でサスペンデッドゲームと表現しましたように、地盤は既にぬかるんでおり、体に無理のない範囲で反省を書くように決めました。
Zennで技術記事を投稿する予定でしたが流しました。もはやそれに取り組むには時間がないためです。自分は簿記に時間を使いたい、まどろみみっくにも時間を使いたい。
9月23日に観賞した「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(字幕版)」で印象に残った台詞です。髭が生えそろって太っちょのデイルが自分に偏見を持たず接してくれる女子大生のアリソンに惚れていると気づいたときのタッカーの台詞です。
自分も魚戸ホタルもパワーがほしい。名前を名乗るだけでは物足りない。周囲を巻き込むパワーがほしい。あいつの触腕一本でもちぎって食べるくらいの執念もほしい。触腕ならちぎっても再生します。毒抜きすれば肉の締まった断面が見えて、焼いて醤油をかけると香りが漂い美味くなります。
個人開発物、あと半年は取り組みません。作り始めると魚戸ホタルや色織まいはたちと接する時間が減ってしまいます。
色織まいはさんは電子工作を通じて気づかせてくれたと思います。 ホタルさんは個人開発する方向だと目標まで辿り着く前に飽きますよって。
以上になります。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。ほた~
人生は短いんだから欲しいものは自分でつかめ