旅行記・フィールドワーク PR

[9月フィールドワーク] 京都水族館 もしあいつも泳いでいたら

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

はじめに

ほた~ おはようございます! こんにちは!

うおとホタルです。

9月10日の夜 うお座満月 中秋の名月 注目を浴びて照れ屋なお月様を見ることができました。

砂浜で寝そべって空を見上げ、最初はあるべきものがなかったので一点の星が希望でした。待っているとお月様が顔を覗かせ、穏やかに見つめていました。中秋の名月の写真はnoteにアップしていますので宜しければ確認をお願い致します。

https://note.com/tomochika_memo/n/n928c4c09d235

うお座満月の朝、お魚さんを見ればきっといいことがあると思い、京都水族館に行きました。実際に大水槽で泳ぐエイやサメ、クラゲを見て、もしも魚戸ホタルやトモチカが海に浮かんでいたらと想像しました。素敵な海でした。

今回はそんな海で気づいたことを記録したく、フィールドワークとして書きます。三連休はまいはさんへ時間を使いたいので正直に言って散策する日を作っていません。ワーキングスペースでもくもく取り組んだ後に三宮Hack.Barへ行く予定を立てています。

それでは京都水族館での出来事をしたためていきます。

京都水族館めぐり

京都水族館に訪れるのは初めて、どんなお魚さんに会えるか楽しみにしていました

自宅から近い水族館だと須磨海浜水族園(スマスイ)があり、子供のころに行ったことがあります。2024年春までの改修中であるため、スマスイは見送りました。

また大阪には海遊館があり、3年前のTECH::EXPERTの卒業後に訪れました。こちらは新鮮味が薄いので見送りました。

そのため京都水族館に訪れることに決めました。日帰りで行ける距離だったのも決め手です。もう一つ香川にある四国水族館もTwitterで流れてきた画像から訪れたい水族館のリストに入っています。こちらは泊りがけになるので、有給休暇を取って3連休を作ってから訪れたいものです。

当日、京都水族館を2周しました。1周目は写真を撮りまくり、2周目は肉眼で観察するよう心掛けました。2周目で1周目では見落としていた面白さを発見することができ、気分が良くなりました。

京都水族館、お魚さんが輝いてると感じ、大変面白かったです。リンクを下記に記載しました。気になる方は訪れてみてください。

京都水族館

四国水族館

京の川 オオサンショウウオとご対面

10時に京都水族館に入り、まず目に飛び込んできたのはコケが生い茂る川です。小さな川魚が泳いでいました。

左手にオオサンショウウオがいました。おはようございます。

オオサンショウウオ(在来種)

ゆるりした表情でのっそりと動きます。顔の横側に丸っこい目があります。

在来種と書きましたが、他にチュウゴクオオサンショウウオという外来種、在来種と外来種が交配した交雑個体がございます。交雑個体が半数を超えています。

付近のパネルに「近年、鴨川では在来種のオオサンショウウオが減り、現在では10%を切ったと推測されています。」と書かれていました。外来種と混ざり合うのも生き残るための手段と考えれば面白いですが、昔ながらの種が隅に追いやられて残念に思う人がいても仕方ありません。

順路に沿って進むと水槽の中にオオサンショウウオ(外来種と交雑個体)がおりました。べっそり休んでますね。

映像を見るに、体の表面はぬめっており、枠にスポッと入ります。

京都水族館のオオサンショウウオは最大158cmになるそうです。自分の20cm下ですね。といっても全体重で被さったら押し倒されると思います。魚戸ホタルの触腕もぬめっており、元気さのパラメータに使われます。乾いていると体調が悪いということです。

2300万年前の地層から発見されたことがあるオオサンショウウオ。生きた化石ともいえる姿、入って早速生物の神秘を感じました。

オオサンショウウオ(外来種と交雑個体)

オットセイ・アザラシ・ペンギン(水槽)

オオサンショウウオのエリアから先に進むとオットセイが泳いでいました。脂肪を蓄えてそうな体、皮膚にできた傷跡まで鮮明に見えました。

時に岩の上に座って鼻を天に向けて2階のお客さんに見せつける様子を伺えましたが、それは撮影出来ていません。思い出の写真がスマホ越しで見て良かったでは切ない。中秋の名月もスマートフォンで撮影した写真と自分の肉眼で見た光景では特に明るさが全然違います。あの夜に見た月の光も花火の炎も肉眼でじっくり見たからこそ印象に残っています。

アザラシは始め見たときは美味しそうだなと思いましたが、2周目で爪を見たときに「まいはさんの翼爪はあんな感じに描いたらいいんじゃないか」と思いました。つまり翼の裏側から翼爪が生えているように描くということです。海の生き物を見て別の知見を得られたのはよい収穫でした。

先に進むとペンギンの洞窟に入ります。2Fからペンギンが水に飛び込んでこちらに向かって泳いできます。可愛いうえにシャッターチャンスは何度もありますので訪れてみたら撮ってみてください。脇にはペンギンたちの相関図とペンギンの卵がありました。何度も来てそうな方がペンギンのヒレに付いた色付きのバンドを見て「○○ちゃんが来た」と言っていたのが耳に残っています。水面越しの太陽光に照らされるペンギンの濡れた翼、ほんと綺麗。

京の海(大水槽)

ペンギンの洞窟から順路に進み、大水槽が現れました。

それはまあ大きなホシエイにマイワシの群れ、強そうなコブダイにネコザメまで泳いでいました。魚戸ホタルが大水槽の中で泳いでいたら…ゆらりゆらりと泳いでお客さんを見るなり触腕で弧を描いて遊んでただろうな。あいつは海洋深層水の中、もっと冷たい場所から青緑の光を放っていたかと。ヒレの大きさならエイにも負けません。魚戸ホタルは10本ある触腕よりヒレの方が象徴的なイカさんです。

エイが優雅にはためているのを見て、明石市には江井島(えいがしま)という地名があり、エイに由来していることを思い起こしました。地名の由来は福崎町に行くきっかけになったBanCul 2022年夏号にも書いてあり、行基が港にやってきた2匹のエイにお酒を飲ませて帰らせたお話にちなんで名づけられたとのことです。

江井島の歴史と文化

あと明石市はタコだけでなく鯛(タイ)も有名です。秋になると鯛が食べたくなります。母が鯛の刺身を乗せたサラダを作ることがありますが、焼いた鯛も白身がほぐれて、本当に絶品です。秋に明石に来たときは食べてみてください。もちろん京都水族館の鯛も表面の鱗が赤く光ってて綺麗でした。

ペンギンの雄叫び

大水槽からペンギンスロープを渡ります。床にはペンギンの足跡が描かれており、子供心をくすぐります。コウテイペンギン、ジェンツーペンギンなどおなじみのペンギンの身長パネルもあり、親子連れが一緒に並んではしゃいでました。

ペンギン🐧 黒い羽毛に白いお腹 丸みを帯びた姿が愛くるしい。

そんな彼らがエサの時間となると「あーう あっあっあーう」と雄叫びを上げます。のどを凹んでは膨らませ野太い声を出します。もっと高い声だと思っていたので、鳴き声に驚きました。それが一羽だけでなく集団なものだから本当に面白い。

ペンギンのお座り
ペンギンの雄叫び

まいはさんの朝の鳴き声もあれくらい太いのでしょうか? 自分も海岸で鳴くときは低い声で「ほたーーーーー」と鳴きます。雨音の中でも通る声のイメージ、高音の中にも芯の太さがあると思います。

ペンギンたちにはバンドが付けられており、オスは右手、メスは左手にバンドが付いております。京都の通りにちなんだ名前が付けられており、バンドの色も全員違います。写りがアレですが画像のペンギンの名前が分かる方がいるかもしれません。

あと1Fよりも2Fの方がペンギンが多いので相関図を載せておきます。メスに一途なペンギンもいれば離婚するペンギンもいる、人間関係を見てるようですごい観察眼です。ブレワイのゲルド族の設定もそうですが、生物の関係に想像を巡らせるには、普段からニンゲン観察が必要になるということでしょうね。 1

京都ペンギン相関図 2020

広大なハイラルで「こじらせゲルド族」を探す旅──『ブレワイ』に登場する75人のゲルド族に話しかけて関係性を徹底調査したら「嘘」「三角関係」「偽名」などさまざまな事実が明らかに

クラゲワンダー トモチカの上半身探し

京の海(大水槽)2Fから順路に進むと宙に浮かぶ光の玉が目に入り、自分がクラゲワンダーに入ったことを知らせます。

まずミズクラゲの成長過程を見ました。1日目は水同然だったのに14日目になるとクラゲの形ができています。1か月もするとクラゲと聞いて思い浮かべることのできるクラゲに成長します。成長過程を見ることができるのはいいですね。魚戸ホタルたちも”ウオター“と呼ばれる乳幼児期があります。大人の魚戸ホタルが胴体の傘の中で子供たちを守りつつ、食べ物を消化したガスを排出してエサやりします。皆様にとっては初出の情報、そのあたりも絵に起こせればと思います。

先に進むとミズクラゲの集団がいっぱい出迎えます。発光するクラゲと照射された光が作り出す庭は幻想的なものです。お邪魔しま~す、とドーナツ型水槽「GURURI」の内側に入り、360°クラゲまみれの光景を見ることもできます。出てからパシフィック・シーネットルやアカクラゲといった1m以上の大きな体を赤く光るクラゲがたなびいており、美しかったです。京都クラゲ研究部の施設も見えました。クラゲの繁殖や飼育に携わっており、スポイトを使ってビーカーに何か(エサ?)を入れていました。進んだ先でキャラ別性格診断、飼育して気づいたクラゲごとの性格の違いや苦労したことを書いていたのも面白かったです。自分はオワンクラゲでした。食事の時に丸呑みする様子が見られるようです。

うおとホタル

トモチカさんの仲間がいっぱいいるなぁ。

トモチカというのは”まどろみみっく”の一体で、クラゲが上下に2体重なった姿をしています。魚戸ホタルの”魚戸”にあたる苗字がまだ降ってきていません。トモチカというのは下半身のクラゲの名前で上半身のクラゲの名前を探しています。2体いてこその彼らなので、上半身の名前が決まらないことには絵に起こす時ではありません。

上半身はジュズクラゲ、下半身は逆さになったミズクラゲ、2体のクラゲを接続する胴体はタコクラゲ、組み合わさった体がアカクラゲのように光る。

クラゲワンダーを巡って上記のイメージになりました。加えて石川県の妖怪「海月の火の玉(くらげのひのたま)」の意匠も入れます。トモチカの絵を描く前に一度石川県へ旅行することになります。11月20日の簿記3級試験を終えた後に行こうと考えています。

タコクラゲに近い場所にいたカラージェリーフィッシュのポップな感じやギヤマンクラゲのガラスのような小っちゃい体にも驚かされました。クラゲのように浮かぶ姿を想像すると出た後も楽しくなります。

イルカとお好み焼き

クラゲワンダーを出ると交流プラザに出ますが、そこは次のセクションで紹介します。

交流プラザの出口から左に曲がるとイルカスタジアムに入ることができます。近くの売店で限定メニューを購入してスタジアムの席に座りました。

白みそソースのかかったお好み焼きにオオサンショウウオを模ったコンニャクが乗っかっています。

ふわっとしたお好み焼きに白みそソースが合っています。オオサンショウウオを頭からガブリ、生きた化石が胃の中に消えました。

昼ご飯は軽めと考えていたので、これくらいの量で充分でした。

ごちそうさまでした。

イルカのパートナーが一緒に遊んで楽しんでいました。

飛び上がる瞬間を写真に収めることはできませんでしたが、そんなことしなくても十分に楽しかったです。

イルカショーじゃないのでシャッターチャンスは偶発的なものでしかありません。邪な気持ちは捨てて、イルカの活き活きとした姿を楽しみました。

イルカがエサを食べる、スタジアムを一周する、鳴き声を出す、水面から飛び上がる。見てて楽しいものです。

もしイルカショーがあったらどれほど胸が高鳴ったことでしょう。再開したという知らせを聞いたらイルカショーを見に行きたいものです。

チンアナゴ・クラゲの風鈴

ここからはその他のエリア、おみやげの感想を書きます。

クラゲワンダーから出た後の交流プラザではお魚さんがジオラマ水槽の中で展示されています。まず目に入るのがチンアナゴの水槽、黄色い体がチンアナゴで白い体がニシキアナゴです。顔を出す時も砂に潜るときもにょきにょきして可愛らしいです。砂の中に何体いるんだろう? 潜ったチンアナゴが出てくると思ったらニシキアナゴが出てくることもあり、笑ってました。グッズになるほどの人気だということも頷けます。

カクレクマノミの近くにはナンヨウハギもおり、ファイティング・ニモの登場キャラクターを連想させました。ドクウツボの厳つい顔が好きです。他にもオニカサゴやハリセンボンなど色々います。

交流プラザを出ると山紫水明ゾーンに入ります。サワガニやモズクガニといった山辺の甲殻類に、二ホンウナギやミナミイシガメといった京都ゆかりの生物も展示されていました。

外にはクラゲ型の風鈴が展示されていました。風になびいてチリンチリンと音が通ります。タコクラゲの風鈴が気に入りました。オレンジのボディに白い水玉、好きです。風鈴にはクラゲ川柳が書かれており、タコクラゲの風鈴にも書かれていますが…ああいかん、文字が反転してる。あと風鈴のこだわりポイントと京都クラゲ研究部による簡単な生態情報が紹介されていたのもよかったです。クラゲ風鈴の展示は9月30日までになっていますので、気になる方は3連休で訪れてみてはいかがでしょうか?

山紫水明ゾーンからスロープを伝って京の里山に降り立ちます。オイカワなどの川魚が生息し、畑や滝などで里山の雰囲気を醸し出しています。ベンチに座って緑を眺めながら一休み。

京の里山から水族館の出口へ、ミュージアムショップに入ります。ショップでは次のおみやげを買いました。

お土産リスト
  • オオサンショウウオのぬいぐるみ(お腹を押すと音が鳴る)
  • オオサンショウウオのトートバッグ
  • オオサンショウウオのおてて
  • ペンギンのケースに入ったウエハース(母へのお土産)
  • 深海ドロップス(食べるまで味が分からない黒いおはじき)
  • チンアナゴのマドラー
  • クラゲのティーバッグ

京都水族館を満喫しました。

お魚さんに自分たちを見てもらい、魚戸ホタルたちが泳いでいたらどんなに楽しいだろうと思いを馳せました。それで決めたことがあります。

お茶会用アラーム作り 畳みます

京都水族館を出た後のお話

京都水族館を出た後はVOCALOID STREET 05(ボカスト)に…行きたかった。

場所を取り違えた。ボカストが開催されていたのは京都パルスプラザだったのに京都テルサまで歩いてしまいました。気づいた時にはもう遅い、やる気がなくなってオムロン本社まで歩くと足が硬くなったので座ってほぐしました。10分くらい休んだ後、南に行くと神社がありました。鳥居をくぐり左右のお狐様に一礼してから鏡に向かってお願い事をしました、「魚戸ホタルをお助けください」と。あいつはどこにでもいて自分がそう名付けたに過ぎませんが、あいつが幸せになればと思いお願いしました。

神社から出て「Kurasu Kyoto Stand」というコーヒーショップに入り、本日のオリジナルコーヒーを注文しました。お洒落なカップにコーヒーが注がれている、飲んでみると未体験の味。喉元を通る苦みはアラーム作りを未遂に終わらせたことへのもどかしさを感じさせました。

うおとホタル

これまで味わったことのないコーヒーでした、どんな豆を使っているのでしょうか?

聞いてみたところ「”Kaya”というお店のブレンドです。」と返ってきました。月に数回別のブランドのコーヒーを淹れているそうです。疲れた体が休まりました、美味しかったです。Kurasu公式サイトへのリンクを載せておきます。

Kurasu

コーヒーを飲んだところで最後に1か所だけ訪れたことのない場所に行ってみたくなりました。そこで京都タワーに上ることに決めました。

地上100mにある展望台、エレベーターから出ると既に人だかりができていました。双眼鏡から清水寺や五山を見るときにリュックサックを一時的に置くスペースはありました。マスコットキャラクターの「たわわちゃん」にちなんだ「たわわちゃん神社」でおみくじガシャを引きました。結果は末吉、「もっと強く願いましょう」「もっと本を読みましょう」その通りすわ。自分たちにとってよりよい未来をもっと強く願えばアイデアが降ってきます。本を読むと友達ができて知恵がつきます。いいことづくめです。

京都タワーの双眼鏡から清水の舞台に上る観光客を見ることができました。自分は派遣社員時代に清水寺に訪れたことがあります。あと鈴虫寺にも。鈴虫の透き通る鳴き声が良かったです。写真もないのであまり当時のことは思い出せないのですが、もしかすると見ていた人がいるかもしれません。京都タワーを降りるエレベーターに向かうときに記念写真を撮りました。記念のカードだけ受け取りました。京都タワーに月が昇っており中秋の名月を連想させます。自分が見た月が一番です。

最後に

京都水族館は本当に楽しく、気が向いたらまた行きたいと思いました。

もし大海原の中で魚と一緒に魚戸ホタルも泳いでいたら…と思いに更け、アラーム作りを完遂させたいという欲望はなくなったんだなと自覚しました。

アラーム作りを途中で畳むことになり、不甲斐なさを感じています。

ですがそうも言ってはいられません。なぜなら人生は常に「今」がスタートだからです。今をよくするために目標と達成のためにやらないことを定める必要があります。

自分の軸は魚戸ホタルたち「まどろみみっく」にあります。自分軸を持つのは大事ですが誰かに面と向かって言われた言葉で表情を変えるようでは堅固な軸とは言えません。迷ったらあいつを呼んでお話しする、そうやって自分が取り組みたい目標を定めています。

自分はまどろみみっくを大切にします。自分も大切にされたい、重なるレイヤーで協力してくれる友人が居たらなぁと思います。

以上になります。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。ほた~

脚注

  1. ブレワイはやったことありません、Switchは持ってます。ニンテンドーダイレクトで新作「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が発表されました。自分が驚いたのは「ルーンファクトリー3 スペシャル」です。噂に聞く良ゲーで4を遊んでいた時期があるので楽しみにしています。
ABOUT ME
UotoHotaru
ほたー

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA