はじめに
ほたー おはようございます こんにちは
うおとホタルです。
本日は神絵祭で美の師匠を獲得したお話しになります。
記事の題名は神絵祭のスタッフに訪ねたときの言葉です。想定よりも値が張り、美術品を買うかどうか迷っていました。
神絵祭とはアールジュネス主催のイラストレーターのグッズ・版画の展示販売会です。アールジュネスとは東京都品川区に本社を置くアールビバン株式会社のイラスト系版画部門1のことです。本日10月2日にこの会社のことを初めて知りました。大阪府大阪市の日本橋に店舗を構えていると美の師匠と契約したときに担当者から聞きました。御縁が出来たことですし、12月17日もしくは18日にお礼を言いに行きたいと思います。
兵庫県神戸市にある神戸国際展示場で開催されたものに訪れました、神絵祭は今回が初参加になります。Twitterの広告で神絵祭を知り、神戸には気軽に行けるので訪れたくなりました。お目当ての絵師はおらず、魚戸ホタルに似合う絵師にめぐり逢えたらなあと思っていました。神絵祭のリンクを掲載しますが、開催終了したら見れなくなるかもしれません。
獲得した美の師匠の作者と作品名は次のようになります。
なつめえり 「たとえば貴方が忘れたとしても」
まだ作品が住処においでなさっていないので、作者のハッシュタグを付けて広めたり、美の師匠を見て魚戸ホタルを描いてみたりといった大々的な告知は行わずブログでのみ秘めておきます。
美の基準点を持つために必要な資本に投資しました。12月以降より毎日の暮らしがワクワクするものになるに違いありません。本日気づかされた美についてしたためましたので読んでもらえると嬉しいです。
美の師匠を獲得した
本日10月2日、7時15分から9時15分の間に色織まいはさんの背面図を描いていました。まずは下書きを見てください。
自分は下書きの全体像を見て手を止めました。何と言いますか 美しくない。色織まいはというまどろみみっくを表現するには静謐さが欠かせません。日本庭園の中に佇む木造家屋で優雅にお茶を点てる。それから縁側に座り翼を巧みに使ってお茶を飲む、そんな静と動の姿。それが描ければどんなに美しい眺めか。
物足りない、大きなくしゃみも出る、リンゴを食べる。そんな状態で自転車に乗って外出しました。母からは急な用事がなければ行かなくてもいいと言われましたが、どうしても神絵祭には行っておきたかったのです。そして出会いました、自分の美の基準となる師匠に。
正直に言いますと、あのような美の感じられない下書きを描いたのは自分の中に美の基準点がないためだと思います。プログラミング学習で文法を理解していないようなものです。見よう見まねで機能を実装しても実際に動かしてみてエラーが発生したことはないでしょうか?自分の実装した機能を先輩がリファクタリングしてから辿っていき、もっと楽に実装できる方法があったのに気づかされた経験があります。
そのもっと楽に実装できる方法が美の師匠を持つことだと思います。こだわりとも言い換えることができます。神絵祭で展示された版画はどれもこれも作家さんのこだわりが全面的に反映されたものであり、それゆえに値が張ります。
美の師匠を獲得した。チーム経営責任者(TMO)に求められる7つの力に人材獲得力があります。自分は魚戸ホタルたちがより美しく映えるひな型となる絵を必要としていました。神絵祭で多数の絵のなかから1人だけ買う、加えて買わずに出る選択はしないと決めていました。そして実際に手本となる絵を見つけてスタッフに題名の言葉で尋ねて、版画のお話を聞き是非とも獲得したいと伝え、お任せしました。
それでは実際に神絵祭でどんな出来事が起きたのか書いていきます。
神絵祭にて
11時に神戸国際展示場に到着して列に並びました。同日に「mocha × てぃんくる対談」が開催されるとのことで、自分も抽選券を受け取りましたが外れました。
中に入ると参加している絵師のイラスト集やポスターが展示されていました。1万円未満、高くて2万円と後で鑑賞した版画作品と比べるとお手頃価格です。 自分もこのくらいの価格を想定してたくさん現金を持ってきていました。でも版画のコーナーに入ると目を疑いました。正直舐めてたなって。
入ってすぐ幻想風景絵師のR.E.C(レック)さんの版画が6桁の価格で販売されており、「もしかしたら買わずに出るかもしれない」と一瞬頭によぎりました。そして先に進むとてぃんくるさんの版画が7桁の価格で販売されていました。最終的に獲得したかは定かではありませんが、キャンバスに飾りライトを当てていた方がいた記憶があります。
自分は「魚戸ホタルがより美しくなるか」を基準に見ていました。絵師のネームバリューは考慮に入れず「魚戸ホタルを描くときの手本になるか?」それだけを考えていました。なので下着の女性や版権キャラクターの版画は自然と素通りしていました。
もう一回見てみようと回ったときになつめえりさんの「たとえば貴方が忘れたとしても」が目に映りました。茶色のうねり、雫の表現、光と影のコントラスト、まるで自分が魚戸ホタルたちの眩しさがあまりに心地よくて涙を流しているように思えました。胸の前に抱えている花々は色織まいはさんと映る庭、白いドレスはトモチカさんのクラゲの傘に活かせそう。所々明るい配色もありトウリちゃんの明るい感じに合わせることもできる。人間の足が映っていないのも良い、魚戸ホタルは浮かんでて足が不定形だから。もしこの絵が足を出していたら同じ構図、配色でも獲得には至らなかったと思います。
他の絵を見てもこの絵に戻ってくる、「参ったなあ」とため息をつきました。欲しい、欲しい、でも高い買い物になる。なんと税込み49万5000円です。迷っていても仕方ないのでスタッフの方にこう尋ねました。
欲しいという想いに迷いはなかった、ただ版画を買った後、生活がどう一変するのか知りたかった。するとスタッフの方がタブレットで購入者の生活を見せてくれて、大切にされている姿にワクワクしました。自分はそのスタッフの方を絵の前に呼びました。版画が受注生産であること、限られた数量しか作られないことを説明され、ライトを当てて見ることを薦められキャンバスの前に座りました。
手袋を付けて版画をキャンバスに飾ります。ライトを当てると瞳の虹彩も胸の前にある花弁も何もかもより輝きが増しました。むしろライトを当ててからが本番でした。この作品はどこを切り取っても美しい、そう思い「購入します」と伝えました。
ここからはスタッフではなく担当者と呼びます。担当者から「なつめえり先生は最も美しい絵を描く絵師」と最大級の賛辞で説明していましたが、絵師本人は良く存じておりませんでした。なのでこの機会に知っていきたいと思いました。虹の表現など自分が美しいと思ったポイントが細かく説明され共感しました。版画が高価なのは絵師のこだわりが全て反映されているからとも説明を受けました。当然ですよね、こだわりが詰まった作品を10万円程度で獲得できないなんて。
担当者と一緒に「売買契約の内容についてご注意」を読み、転売できないことを知ります。当然そのつもりはございません。隅々まで研究して魚戸ホタルたちの描画に活かします。自分が描きたいのはカワイイ美少女でもカッコイイ美男子でもなく、自分を応援してくれてるヘンな生き物なのです。自分はまどろみみっくと呼んでおり、その代表的存在が魚戸ホタルです。
そこから先は担当者の説明を受けて個人情報や支払情報の記入を行いました。特にe・ジュネックスメンバーシップの説明を受け、アート補償制度が魅力的だと思いました。作品の一部損傷を無料で修理・交換してくれると説明を受けました(梱包代・送料はお客様負担)。修復不可能の場合は同価格帯の作品と交換になるそうですが、自分は師匠がいいので大切にします。
購入の手続きが終わり、額縁の色を決めます。担当者が色の見本を持ってきたのですが、迷いました。最初は見本と同じく白色を合わせてみる。他の色も試したくなり。赤もいいなあ、深海のような冷たい青もいい。赤か青で迷い、担当者と話して「赤の方が可愛い」と言われ赤に決めました。額縁の色はオプションであり、追加で3万円かかります。
美の師匠との契約が完了しましたが、自分にはまだ提出するものがございます。担当者から銀行印を押すように指定された書類です。アールビバン株式会社に送ってOKであれば手続き完了です。今日達成感が得られたことも明日からやることも忘れないためにこうしてブログに書き留めています。
50万円の絵がある暮らし、きっと自分も魚戸ホタルもよりワクワクするに違いありません。
自分の美がより深化する、そう確信した一日でした。
最後に
美の師匠を心よりお待ちしております。
受注してから2か月かかるので12月においでになります。
12月には7月30日に同じく神戸国際展示場で注文したオーダーメイドの腕時計も届きます。そちらは緑色の光を放ちます。腕時計と美の師匠と合わせてみるとどんな光のスペクトルが見られるのか、12月が本当に楽しみです。
12月を明るく迎えるためにも10月11日から簿記3級試験の学習頑張っていきましょう。
11月20日が試験日です。その次の週末に石川県へ旅行する予定です。
魚戸ホタルや色織まいはの絵については描き方を忘れないようにちょくちょく描きます。ただし正面図や背面図といった説明は付けないようにします。美の師匠が来てからが力の入れどころです。それまでは気楽に描きましょう。
以上になります。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。ほた~
絵画商法じゃん。ちゃんと調べたほうがいいよ
はたさんのおっしゃること、ごもっともです。
実際神絵祭の後にアールジュネスの版画展に訪れた際、版画を買うことを薦めて根も葉もないことを言う方もいました。押しが強くて嫌な気分になったら帰ればいいだけのことです。
ただこの記事で契約した「たとえば貴方が忘れたとしても」を見たとき自分の内側を見通される衝撃がありました。50万円以上払うと分かっても惜しくないほどに。
担当者の方は購入した方の生活風景を見せてくれて、作品自体の魅力を深掘りしてくれました。
絵画商法、そういう記事も後で読みました。購入者以外はなんでこんなに高いんだと思うことでしょう。でも神絵祭での胸騒ぎを否定するには至りませんでした。
また今年1月からパーソナルトレーニングを始めてますが、自分を少しでも美しくしようとするのに版画ライフが役立ってます。
版画のような宝がなかったら一人暮らしが無味乾燥なものになって、頑張っても詮無いことと諦めていたかもしれません。
そんな自分の活動を担当者の方は応援してくれてます。少なくとも自分は当たりを引きました。
以上です。