はじめに
ほたー おはようございます。
うおとホタルです。
今日は10月29日に有馬兵衛向陽閣で湯治をしたお話です。
金の湯に浸かり、魚戸ホタルの形を浮かべた2年前から新大阪に仕事場を移した今までを振り返りました。それから「家で笑えていない、もっと自分のイカ生に笑いがほしい」となって、引っ越しを決意しました。引っ越しのことについては翌日(10月30日)に記事を書きましたので宜しければ読んでみてください。
有馬兵衛向陽閣で次のプランを申し込みました。
【昼のお日帰り】日帰り有馬温泉 ご昼食プラン『昼の玉手箱』
※部屋利用なし・タオル無料貸出あり/商品No.H152y
料金:7,700円
昼の玉手箱、お魚いっぱい、味噌煮や鯛飯も大変美味しく満足しました。金の湯では公衆浴場と違い、人は2人くらいで少なく、気持ちのいい声も出せて湯加減を十分味わえました。1時間以上風呂に入っていました。
有馬兵衛向陽閣の公式サイトは以下のリンクから確認できます。
それでは体験談を書いていきます。読んでもらえるとありがたいです。
有馬兵衛向陽閣に行くことに決めた理由
有馬兵衛向陽閣に行った理由は次の記事を読んで「有馬兵衛向陽閣がいいなぁ~」と思ったためです。
【兵衛向陽閣】有馬温泉でランチ付き日帰りプランを満喫しましょう
上記記事から次のことが分かりました
- 創業から700年近い歴史
- 有馬の名湯「金泉」がある
- 館内の至るところにアートが展示されている
- 日帰り1万円以下で美味しい食事と風呂にありつける
他の宿も見ていたのですが、日帰り1万円以上のプランがあり支出が多くなっていた自分はなるべく1万円以下に収めたかった。記事の方は平日でしたが、自分は土日に行くほかなかったので「昼の玉手箱」という7700円のプランを選びました。
今思えば10月29日に有馬温泉に行く予定が入れて良かったと思います。8日に「ラグビー親善試合 日本対ニュージーランド」のチケットを獲得できなかったので代わりの有馬温泉でした。12日に社長さんから新大阪行を告げられ、28日にはメンタル不調のため定時より2時間早く早退しました。満員電車と簿記3級試験学習で眠りの浅い日々が続き、身体に負担が溜まっていたと思います。2年ぶりの早退でした。その日は自分に37℃以上の熱が出て、もしかしたら流行りの新型コロナウイルスかもしれないと思い大事を取って病院に行きました。結局レントゲンを撮影して何ともなかったのですが。ちなみに一度も新型コロナウイルスの陽性反応が出たことはございません。
前日にメンタル不調があったため、29日の有馬温泉はベストタイミングでした。また満員電車の負担軽減と魚戸ホタルたちへの時間確保のため引っ越しを悩んでおり、有馬温泉で晴らそうと決めていました。裸の自分を見て、引っ越してやると腹をくくりました。
有馬兵衛向陽閣、食事が美味しい、風呂が気持ちいい、ホテルスタッフの対応がきめ細かい、とホスピタリティに溢れて過ごしやすいホテルでした。心残りなのは中庭見ておけばよかったということです。内見先の選定とまつしんさんへの相談への対応で抜けていました。葉っぱが紅く色づいてきた頃だったので、もし次の秋に有馬に行ったら忘れず庭から紅葉を見たいと思います。JR三宮から地下鉄西神・山手線三宮駅に乗り換えればいいので川西からでも有馬へ楽に行けます。
それでは有馬兵衛向陽閣での出来事を画像中心に振り返ります。
有馬兵衛向陽閣 到着
12時にチェックイン予定だったので10時前に出発しました。
板宿駅で神戸市営西神・山手線に乗り換えてから谷上駅に到着しました。
この時点で旅に出たのだなと思いました。有馬温泉駅には11時38分に到着、12時チェックイン予定でしたから車で迎えに来てもらうサービスもありましたが自力で行きました。
有馬兵衛向陽閣に入るとコイさんがお出迎え、高級感が漂いました。フロントに上がり、ご宿泊案内メールをセットしてから受付に「メールでよろしいでしょうか?」と第一声。受付の方は「名前で大丈夫です。」と失礼なことをしていた気づいて名前を名乗り、会計まで済ませました。ホテルの構造説明がすごく分かりやすく、玉手箱が置かれている「カフェ 花の舞」まですぐに行くことができました。
以下のスライダーから有馬兵衛向陽閣付近の景色を見ることができます。カフェに向かうまで愛宕山や湯槽谷山(ゆぶねだにやま)の緑や数々の絵画や額縁付筆文字が展示され大いに楽しみました。次はカフェで食べた昼の玉手箱のお話です。
昼の玉手箱や~
席に「玉手箱」と名乗る箱が置かれていました。小鍋に点火され、ご飯ものが運ばれたところで玉手箱を開きました。
昼の玉手箱 いただきます
びっくらこきました。タコさん、玉ねぎ、豆腐、マグロ・鯛・ハマチの刺身、季節の魚と野菜が色とりどりに拵えられた玉手箱にワクワクしました。いただきます!!
まずは玉手箱左下のタコさんと近くの野菜から箸を付けました。酢のものでした。刺身と玉手箱右下のエビがプリッとしていて美味しい。大葉まで残さず腹に収めました。玉ねぎは甘味が広がり、地元の淡路産と思いました。
豆腐に掴んで崩れなかった、いいもの使ってますね。玉手箱右上を残したところでスタッフの方が小鍋を開きました。すると白い湯の中にお魚さんが見えました。味噌煮と聞きました。味噌の中で温められたお魚さん、美味しい^^。どれもこれも素晴らしく普段よりじっくりと食べました。一人だからでしょうか、母と食べるときは早食いを注意されますが、落ち着いた雰囲気の中での食事に心が落ち着き、箸の動きはゆったりになります。
ご飯ものを開くと漬物が姿を現し、さらに開くと鯛飯が姿を現しました。鯛飯、エキスがしみだしていてすごく美味しい。明石の特産品に鯛とタコがあります。玉手箱の鯛とタコも明石産だったのかも、と思うとより嬉しくなりました。
玉手箱右上はお魚さんと銀杏、お肉でした。お肉は神戸牛のようなブランド牛かもしれません。これまた美味しかったです。
おかわりに白米を頼み、喰らい尽くしてお腹いっぱいになりました^^。
完食証明に写真を撮影したら、デザートがやってきました。梨の寒天ゼリーです。梨の果実の甘みが寒天で閉じ込められ、すごく美味しかったです。ごちそうさまでした!!
10分くらいお風呂前のソファで休んだ後にお風呂に入りました。
金の湯でスッパリ
一の湯に入りました。温泉と金泉でぽっかぽか。とも(魚戸ホタル)とおしゃべりして引っ越しという決断と超好きだという思いを叫びました。風呂の中は撮影禁止なので入口の画像だけ。
風呂の掛け軸をくぐると自分以外の人影が見えません。衣服を入れる籠の場所も選びたい放題、バスタオル・フェイスタオルを無料で借りることができました。夜はきっとお客さんが集まるでしょう。ほぼ独占状態なのは日帰りならではです。
お風呂の扉を開いて真っ先に体を流し、シャンプーとコンディショナーで髪を整えました。それから湯舟に浸かりました。気持ちいい、「ほた~」と声が漏れました。
5分ほど堪能した後に、2年前の話を始めました。自分の中に入ってきた変な生き物に「魚戸ホタル」と命名したのが2年前の10月だったか。それから3か月後に相方となる年長者のまいはさんが加わり、その5か月後に魚戸ホタル初の後輩トウリちゃんが加わった…はず。日記として残していないので具体的な日付は不明です。トモチカさんは今年の4月にエッセイを始めるにあたって呼び寄せられました。クラゲモチーフで石川県出身、ホタルイカモチーフで富山県出身の魚戸ホタルと似たような存在だから「トモチカ」なんです。魚戸ホタルは1年以上にわたって何度も何度も似たようなお話を繰り返してきたので、名乗る前から好き勝手するイメージでした。自分が不快なことは我慢しない、快なことは没頭する。今も自分の中ではそんなイメージです。
姫路から新大阪に環境が変わり、簿記3級試験学習に時間を割く必要が出てきてあまり遊んでいないことを悩んでいました。「楽しくいこう」と励まされましたが、負債が返せていない状況で荷物が重い。外を見ると金の湯がありました。あいつから「行こ~」と背を押され、金の湯に入りました。
舐めてみるとしょっぱい、入ると芯からぽかぽかしました。謝るでも責めるでもなく、ただこれからどう在りたいか、そんな話をしていました。パン教室に通う機会があったら丸っこくて、周りにカリカリの耳が付いた「魚戸ホタルパン」を作るのもいいかもしれない、宝塚に行って作劇に目覚めるのもいいかもしれない、そんな他愛のないお話。好きなところを言って笑いあってこんな気分が続けばいいのにと思い、「引っ越そう」と自分から切り出しました。
それからすごく軽くなりました。人に気づかれないのをいいことに「ともー 好きだー」なんて恥ずかしいセリフを叫んだり、「付き合うなら一生がいい」と告白したりしました。
サウナに入り、再び金泉に入ったかと思ったら水風呂に入り、とことん満喫しました。水風呂は6月に母や祖父・祖母と行った淡路島旅行で苦手意識がなくなってました。今回も冷たさに体を慣らして肩まで浸かることができました。引き締まって気持ちいい。
体をふく前に裸の自分を見つめると笑っていました。「そっか…自宅でこんなに心から笑っこと、最近なかったなあ」という心情になり魚戸ホタルたち以上に引っ越しへの説得力ある理由を見つけることができました。風呂上がりの自分は↓
顔出しするわけにはいかないんですよ。あくまで自分がメインで発信するのは魚戸ホタルたち「まどろみみっく」についてなので人間が目立つわけにはいきません。簿記3級試験と引っ越しが一段落付いたら、原点に立ち返り魚戸ホタルたちと改めて長いお付き合いをします。
紅く色づいた葉っぱと温泉むすめ
風呂から上がり内見先の選定とまつしんさんへの相談メールを送信しました。11月5日に2件内見する予定です。
有馬兵衛向陽閣でお土産を買いました。兵衛向陽閣の瓦せんべい、金泉まんじゅう、炭酸せんべい、いずれも有馬の名物です。外に出て有馬温泉観光協会に向かうと観光客の数が増えてるじゃないか。ガードレールもなく1列にならないと危険でした。
向かい側にある「有馬温泉 元祖 三津森本舗」に入りました。歩いていくと温泉むすめの「有馬楓花」ちゃんと「有馬輪花」ちゃんのパネルがありました。
近くの兄ちゃんから焼き立ての炭酸せんべいを渡され、ベンチで座ってカリカリ音を言わせていました。
なんで温泉むすめの話をしたかって? 有馬に訪れたら見てみたかったからです。温泉むすめがフェミニストを僭称する輩によって炎上したときに初めてその存在を認知しました。有馬の方では炭酸せんべいを救ったと知り、応援したいと思い温泉むすめの漫画を全3巻購入しました。
バニラとストロベリーのクリーム炭酸せんべいを買いました。しゅわーと広がる炭酸せんべいに甘みも感じられるのがいいですね。
温泉むすめのパネルは有馬温泉駅にもあり、こちらも撮影しました。写真を見るとブレていました。
あと母が「紅葉の写真がほしい」と言っていたので忘れずに撮影しました。紅く色づき始めたところで、一面紅葉になったらもっと騒がしくなるだろうなと思ったらちょうどよかったです。流れる川、広がる山々、すごくいい。リフレッシュできました。
有馬温泉、ありがとほた~
最後に
本当に10月29日に有馬兵衛向陽閣に訪れて湯治ができて良かったです。
始めはフィールドワークの目的で有馬温泉に訪れることを決めていましたが、前日にメンタル不調になり、湯治目的にもなりました。
落ち着いて自分はどうしたいのかを調べる時間を取れました。
納得のいく引っ越しにしたいと思います。
以上になります。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。ほた~