はじめに
魚戸(うおと)ホタルを名乗り始めてから、初めて上陸した地に設定した富山湾に面する海岸を一望したいと想い続けていました。
地酒も飲みたい、水まんじゅうも食べたい。
公開したなりの責任を果たす、そうしないと今後魚戸ホタルたち「まどろみみっく」、そして書き手自身の人生に合わせる顔がないと考えています。
自ら動かなくても居てくれる、そんな都合のいい存在ではございません。
マイペースで光り物を求め、飽きたら離れていく
自分が語らいに呼んでも何も浮かばない、それではすごく寂しい
さて2022年の4月29日~5月3日まで富山・石川旅行をしました。
旅の目的は主に2点
- 魚戸ホタルに似合う色を見つける
- 出会う方々・土地から文化を学ぶ
宿泊先のいるかホステルに予約したのが3月20日ですので1か月前から予定を立てていました。
旅行までの間、プログラミング言語C#の文法およびVisual Studioの機能を学習しつつ、妄想後の魚戸ホタルたちの容姿・性格等の設定見直し案を考えていました。
カクヨムエッセイも今回の旅行を経て編集する箇所が出てきました。
様々な気づきがあった今回の旅行、まず初日の4月29日を振り返ってみましょう
最初に申し上げますと本来兼六園に行く予定でしたが雨のためガラリと異なる予定になりました。それはそれで知見がございました。さあ見てみましょう、荒天を好転させた1日目を。
金沢駅まで
朝5時に起床、洗面台に行き歯磨き・髭剃りをした後、袋にまとめてスーツケースにIN
朝5時半ごろ母起床、スーツケースを自転車で運ぶのは不安ということで送ってもらいました。ありがとう。
新大阪駅にある「旅弁当 駅弁にぎわい」で「旅のにぎわい御膳」を購入
7時44分発、特急サンダーバード金沢行き乗車
車内で1時間目を閉じた後に「旅のにぎわい御膳」を食べました。とにかく具材が多く、色々な味を楽しむことが出来ました。美味しかったです。
10時25分 金沢駅に到着。早速コインロッカーにキャリーケースを預けました。
駅を兼六園方向に出ると鼓門がお出迎え、このときの曇り空から雨が降ると予期しましたが、あんなに激しく打ちのめされるとは思いませんでした
金沢市内での出来事
金沢市内では本来、藍染購入と兼六園観光をする予定でした。
前者は達成しました。
後者については12時ごろより雨が体に打ち付けて、体温とともにメンタルが低下して兼六園を諦めざるを得ませんでした。
ぶっちゃけ1日目のMVPはレインコートです。母が旅行前日に慌てて買ってきたものですが、入れて良かったと思いました。
兼六園は今回の旅行で朝早くに出発すれば日帰りできることがわかったので、繁忙期ではない時期に気が向けば行きます。
藍染・タコの絵柄の枡購入
まず購入した品目の画像を下に示します。
①は本田屋食器店、②~④は藍楽布(あいらいふ)で購入しました。
藍楽布のWebサイトはこちら。本田屋食器店は藍楽布の右隣にございます。
①はタコの絵柄が描かれた枡、1個1個手書きのため絵柄が異なり、この子は触手の先端が丸かったため選びました。魚戸ホタルも丸いです。
宿泊先で宿泊客と飲み交わすために購入し、無事に目的を果たせました。
②はあかね染、ネコちゃんのペンケース。顔が1匹ごとに異なっています。かわいいですね。
数あるネコちゃんからこの子を選んでよかった、まどろみみっくの仲間トウリのイメージカラーが定まりました。
③は五倍子染小物入れ。今回の旅行でスネークウッドのペンダントを持って行っていましたが入れ物がなかったので購入しました
④は本命、藍染のスカーフ。麻が編み込まれており通気性が良いと説明を受けました。
藍染の濃淡の中でも一番抱擁するような蒼でありイメージに合っていました。
魚戸ホタルの下半身に覆う布の蒼色、放つ光の色にぴったり。
もちろん本来のスカーフの役割も果たしています。3日目も雨天でしたが首元に巻いていたお陰で冷えずに過ごせました。
兼六園を諦めた
藍染、タコの絵柄の枡を購入した後、兼六園に向かいました。
「これくらいならまだ行ける」歩き始めたときはそう思いましたが、徐々に勢いが強くなる
21世紀美術館も見ましたがゴールデンウィーク初日のため非常に混雑
石川県政記念しいのき迎賓館に避難したときには疲労しきって兼六園を諦めました
そんなときレインコートを着た老人方が通り、自分も持ってきていたじゃないかと思い、レインコードに袖を通しました
Google mapで現在位置を確認するとマップ上にHIMITO・ 光水土が表示
直感で行かなくてはと思い、向かうことに決めました
今井金箔・どきどき脈拍
道なりに進んでいったつもりでしたが、向かった先は今井金箔本店
歩き続けた疲労、それだけじゃない、金箔が発する輝きで鼓動が激しくなった
きっとヒトではなくホタルが欲しがって向かわせた、と思い金箔のふりかけを購入しました。
大学時代に運が付いていないと思い、運を付けるために今井金箔に通販で食用金箔を注文した経験がございます。ピンセットで掴むタイプ
他にはゴールドローションも塗ってみて肌に合うと思いましたが、荷物が増えるので欲しくなったら通販で注文します。
金の輝きにときめいたわけですが、HIMITOではより自然な、よりほのかな輝きが待っていました。
温度をくれたHIMITO
今井金箔から15分ほど歩いてHIMITO・光水土到着、10人ほど列をなしていました。
1000円払って自分の番を待ち、入場すると天井からタンポポ、タンポポ
説明を聞いてから道なりに進むと果実の皮を使った暖色の幻想的なアートが四方八方に広がっていました。
心の疲れが一気に晴れ、逆境の後に直感が導いた選択は良い結果を招くと感じました。
奥にはタンポポのベッドがありました、精霊が寝るベットのイメージを更新しました。
HIMITOを出る前にチップとして500円かめの中に入れ、果物の皮で作ったアクセサリーを受け取りました。
撮影した写真をスライドショーで示します。MetaSliderを使うのは初めてです。
紆余曲折ありつつも富山へ
HIMITOを出た後にバスで金沢駅へ
本来17時に富山に向かうつもりでしたが2時間早い出発になりました
富山駅に到着後、宿泊先のいるかホステルの管理人に「チェックインが早くなる」と連絡
富山駅から外に出ると強風を伴った雨
今日の天候はもう変わらないだろうと思い、いるかホステルに向かいました
いるかホステル
強風に阻まれ、本来徒歩5分のはずが15分かけて玄関に到着
早速チェックイン 4泊宿泊代11,600円支払い 個室に案内
中を覗くとベッドと側面にキャリーケースを入れる物置と貴重品を入れる鍵付き物置
鍵となるセキュリティーコードを教えてもらった後に荷物を整理
個室は2段ベットの下段、一番廊下から近い位置にございます。
自分にとって宿泊に理想的な環境 寝室で寝る以外の機能を持たないことがこんなに快適とは思わず収穫になりました。
管理人もやることが多く、こちらから聞かなければ話してきません。宿泊客も個人、グループ、年齢層も大学生の男性・女性からおじいちゃん・おばあちゃんまで幅が広く、「安心して泊まれる」と思いました。宿泊客にもプライベートがあるため興味を持たれない限り、実名は打ち明けないようにしました。
セキュリティも鍵をかけていれば問題ありません。
空いた時間が出来れば、Amazon Prime VideoやNetflixで動画観賞、キッチンの近くの本棚には寄生獣、ザ・ファブル、凪のお暇などの漫画がぎっしりとあるので時間つぶしの選択肢は十分に用意されています。もちろん宿泊客と話し合ってもOK
1日目は早速、夜食問題が発生したためUber Eatsでビビンバを注文しました。
チップは10%にしましたがゴールデンウィーク、加えて荒天のため20%つけていればよかったと思いました。
ゴールデンウィークの中、接客しているサービス業の方々には感謝しかありません。
4泊5日 本当にありがとうございました。
いるかホステルのリンクはこちら
1日目振り返り
1日目から物事が進みだす前には逆境が訪れると思うようになりました。
言い換えると逆境が訪れて解決したら自分は一歩前に進んでいると思いました。
1日目の好転があったので3日目に砺波で雨に見舞われたときに「きっと後で良いことが来る」と余裕を持つことができました。
2日目(4月30日)、1日目とは打って変わって晴天
富山市内を回り、文化の一端を学ぶことができました。
以上です。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
2日目に続きます。