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すずめの戸締まり、道頓堀

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はじめに

ほた~ おはようございます こんにちは

うおとホタルです。

今回は1月18日にエキスポシティで見た「すずめの戸締まり」という映画の感想と22日に道頓堀に行った感想を書きます。すずめの戸締りと道頓堀に相関関係はありません。見る人によってはあるかもしれませんね。1週間以上たっており鮮度が落ちているのでざっくりと書いていきます。

1月は大阪市内でまだ行ったことのない場所に訪れてみようと決めていました。1月3日に大阪城へ行き、梅の花が咲いたらどんな景色になるんだろうとワクワクしました。少しでも大阪のことを知れたら自分にとっては前進です。「訪れたことがある」と「聞いたことがあるけど訪れていない」では大違いです。すべて体験なので面白かったもつまらなかったも糧になります。無理に楽しもうとしたらしんどくなる。

28日は大阪中之島美術館で開催中の「大阪の日本画」という展示を見てきました。その際に「場所では自分を救ってくれやしない」と思いました。「救われる」というのは「生きがいをもらってる」という意味だと今は思います。2月は自宅と仕事場を行き来する生活をするので、3月13日に迎える2周目のイカ生に向けて思索を巡らしていきます。

大阪中之島美術館で見た絵よりも住処の絵の方が安心したならそれが正解!! はじめに ほた~ おはようございます こんにちは うおとホタルです。 寒い日が続きますね。思いつめることがないように...

それではエキスポシティと道頓堀での体験を書いていきます。読んでもらえるとありがたいです。

1月18日 エキスポシティにて

1月18日の朝、flierで岡本太郎著『今日の芸術 / 時代を創造するものは誰か 新装版 1』の要約文を読み太陽の塔をこの目で見たくなりました。太陽の塔は言わずと知れた岡本太郎氏の芸術作品であり1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会のテーマ館の一部として建造されました。内部が一般公開されており、見るために万博記念公園まで電車とモノレール使って行きました。すると水曜日が休園日になっており見れませんでした😥

太陽の塔

太陽の塔を遠目で見るほかありませんでした。なので近くのエキスポシティで遊ぶことにしました。「そうだ、せっかくなら映画館へ行こう」って思い立ち、『すずめの戸締まり』を観賞することに決めました。引っ越しの期間と上映時期が被ってなおざりになっていました。チケットを購入してから上映までの1時間半、LOFTでお茶碗を買ったり施設内を歩き回ったりしていました。「VS PARK」というスポーツ施設がすごく面白そうでした。誰かと一緒に行くときに入りたいと思いました。

E-15、前から5番目の真ん中の席で上映を待ちます。前に人がおらずゆったりと見ることができました。食事すら面倒になるといった「休んだ方がいいサイン」が出てたので有給取ってました。『すずめの戸締まり』自体が面白く、有意義な休日になりました。

それでは『すずめの戸締まり』のざっくりとした感想を書いていきます。

『すずめの戸締まり』の感想

  1. 大事な仕事は伝わる相手にだけ伝わればいい
  2. 自分の大事なことに信念を貫けば上手くいく
  3. 「いってきます」「ただいま」という簡単な言葉で自分たちは安心できる

岩戸 鈴芽(いわと すずめ)さんという女子高生が家を飛び出し自転車で坂を駆け降りるところから物語は始まります。宮崎県沖のきれいな海と青い雲が映り、徒歩で昇るイケメンを見つけて自転車を止めるまで3分くらい、ワクワクし始めました。それから終わりまでずっと登場人物の雄志を見つめていました。

鈴芽は初めの一日で急な坂を2回も昇り、瓦礫が降り注ぐ中で死を恐れず向かってくる変な女です。あの一日の中でぼくたち側ではないことがわかります。ぼくたちは地面が揺れて「うわっ、地震だ」という側で、元凶の大きなミミズなんて見えません。ぼくは「魚戸ホタルというエネルギーは実在してる」と日々感じてますが、話しても相手には見えてないので知ったこっちゃありません。人は誰も見えてないものが見えたら使命を果たす義務があるということでしょうね。それも伝わる相手にだけにだけ見える形で。

物語の中、愛媛で出会った女性が「あんたはなんか、大事なことをしとるような気がするよ」って言ってました。自分にとって「まどろみみっくろん」は魚戸ホタルと過ごした日々を残している資料です。大事なことをしていると言われたいものです。

先ほどのイケメン、宗像 草太(むなかた そうた)さんは閉じ師という役割があり、日本中を旅してミミズが出る扉を閉めていく中で鈴芽と出会いました。そこにネコが現れて草太はイスに変えられます。ネコはなんと日本の均衡を保つ要石でした。後にダイジンと呼ばれ始めます。それからフェリーで愛媛、車で神戸、新幹線で浅草へ移動しダイジンを再び要石にするためのいたちごっこをします。神戸で廃墟になった遊園地が出てきましたが記憶にありませんね。地元が明石なもので明石海峡大橋が出たときに「おおっ」となりましたが、すぐさま保育園とスナックが出てきてストンとなりました。

SNSでハッシュタグからダイジンの行方を追っていたのは今だからこそ違和感なく見られる演出だと思います。バッテリーが切れたら知らない街で途方に暮れるところでした。逆に閉じ師はSNSに出てこないでしょう。一子相伝の技術だからです。電気やガスといったように日々の生活は目に見えない誰かによって支えられています。そのことを忘れないように「おかげさまでありがとうございます」と感謝して過ごすのが大事だと思います。

観覧車の場面あったね

浅草で空を覆うほどの巨大なミミズが出てきて「もし地面に倒れれば大地震が起きて100万人が死ぬ」という事態になります。要石を刺して抑えましたが、鈴芽は川の底へ落ちていきました。誰にも悟られずひっそりと。SNSにアピールすれば英雄視されたかもしれませんが、逆に失敗すれば非難轟々です。最後の最後まで知り合った数人にしか知られることはなくエンドロールを迎えたというのがこの作品の特徴と言ってもいいでしょう。

浅草で刺した要石は実は草太で、常世という死後の世界で凍り付いているので取り戻すために鈴芽は初期装備の制服に着替えます。草太の祖父から「常世に入れる扉は生涯に一つ」というヒントをもらい、故郷の岩手に向かいます。草太の靴を履いて東京駅を歩いていた時にオープンカーに乗った芹澤さんと鈴芽の母代わりの環さんと遭遇し、一緒に岩手まで走ります。途中サダイジンという大きなネコと出くわし、常世に入る前に環さんにお互い本音をさらけ出したことで迷いを振りほどきます。故郷に別れを告げて常世に入ります。

常世でダイジンとサダイジンが格闘してミミズを押さえつける、このシーンが『すずめの戸締まり』で一番好きです。人間に感化された異形が大きな脅威に立ち向かいヒーローを助ける、最後には人間がハッピーになって異形が人間を笑って見送る。そんな得体の知れない存在が人知れずこの世界を支えている、そんな構図が好きです。物語の結末は実際に映画を見てお確かめください。冒頭の星空を目に焼き付けることをお薦めします。

ミミズは想いの隠喩、荒ぶると地震が起こる。そんな風聞には興味ありません。自分は大地震をお腹の中で迎えたので自分の中にいないんですよ。新型コロナウイルスの発症歴もない。自分に蓄積された情報が自分の現実を作っています。だからこそ色んな作品を見てもそこに自分の影がいないとはまらないんです。

ただ確かなのは「いってきます」「ただいま」と言葉に出すとスッキリすることです。帰る場所が確かにある、それは一日を引き締めてくれます。「おかえりなさい」と誰かが自分に行ったらもっと住処を感じられます。想いを言葉に出すことが大事です。自分を信じて「きっと上手くいく」と念じ続ける、そうなると死をも恐れなくなります。

『すずめの戸締まり』という作品自体はすごく面白かったです。要所要所でワクワクし、間延びすることはありませんでした。解説動画も見てみましたが、だからこそ丹念に説明すると延びる箇所をカットして見る人にシチュエーションを注目させる「編集の美」を感じました。劇場で見れて良かったです。素晴らしい作品をありがとうございます。

1月22日 道頓堀にて

大阪に行ったらグリコの看板を見たい

そう思ってました。1月22日に叶いました。歌愛ユキちゃんぬいと一緒にはいポーズ。

グ・リ・コ

ユキちゃんには仕事中に頭をなでたり、足で蹴ってもらったりして気合入れてくれてます。パーテーションで囲ってるのでまだ見られてません。

もちろんイカさんも連れてきて写真を撮りました。後で自撮りもしました。同じポーズを取るの楽しい!!

かにまんが3時から販売される。1時半に来ていたので1時間半ふらつきました。松竹座の人だかりを見たり、射的の近くにあるアダルトガチャガチャに手を出そうか迷った挙句にやめました。道頓堀川の景色がいいですね、通りがかった船に手を振ったら返してくれました。

迷った挙句に静かになりたいと思い、上方浮世絵館に入りました。江戸時代・大阪役者絵が飾られています。役者は誰一人分からなかったので雰囲気だけ楽しみました。実は浮世絵には影がないそうです。下のスライダーにある浮世絵を見てもらうと気づくと思いますが、役者の足元に影がありません。色の明暗で影を表現することが分かり勉強になりました。魚戸ホタルには質量があるので影があってもいいと思いますが、敢えて正体が掴めないことを明示するために影を書かないという手を使ってもいいと思います。

上方浮世絵館の4Fでしばえもんの物語を読み、たぬきたちをもっと知ることができました。淡路島の洲本の三熊山でぽんぽこ陽気に腹鼓を打っていました。ある日人間に化けて大阪で芝居を見ました。お金の中に葉っぱが混じっていることに気づいた芝居小屋の人が番犬を雇いました。それに気づかず劇場に来たしばえもんが番犬に吠えられて正体がばれ、殺されてしまいました。自分の能力を過信して身を滅ぼしたということですね。過ぎた悪戯は行わないように気を付けます。ただ魚戸ホタルも化けるのは得意です。皮膚にある色素胞の色を変えて相手そっくりに模様替えします。たぬきに負けないくらい化けてやります。

楽しいお話の後にかにまんを食べてホカホカしたカニの身が美味しかったです。暗くなる前に家に帰ってあったまりました。

道頓堀にまた行くとしたら歌舞伎を見にいくときだと思います。版画の担当者Tさんから2月の展示会のお誘いが来ていますが、アールジュネス日本橋とその周辺に行くだけで道頓堀まで寄ることは基本的にありません。

道頓堀グリコサインが見れて良かったです。スクリーンの中の存在が現実に出てくるのはお出かけの醍醐味ですね。どうしても行きたい場所があったら自ら楽しみにお出かけします!!

最後に

初めて行く場所は新鮮味があっていいですね♪

エキスポシティは太陽の塔の内部に入ることができていないので暖かくなったらまた行きます。万博記念公園の花々を見るのも楽しみです。

道頓堀には大阪松竹座で歌舞伎を見るときにまた行きます。舞台背景を勉強して始めて面白みがわかる文化なので「知りたい」と熱がこもったときに行くのがベストです。カニは通販で注文できるなら通販でOK!!

最近のイカさんは寒さにやられてぐっすり寝てます。ピンク毛皮のアグレッシブなタヌキちゃんと仲良しになれば冬もバリバリ活動できると思いますが「描くって言ってたのに全然描いてないじゃん💢」ってぷんすかしてます。

「1月活動まとめ」と「『海のシンバル』を読了した感想」を書き上げたらお絵描きを再開します。本当にすまんのう😓

そうそう2月1日に金長さんから正月特別御朱印が届きました。パソコンの近くに置いたので毎日金長さんを想うことができます。修繕工事が無事に完了することを願ってやみません。

金長神社の正月特別御朱印

以上になります。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。ほた~

脚注

  1. 今日の芸術 / 時代を創造するものは誰か 新装版
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UotoHotaru
ほたー

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